ARTIST
Plankton
この人の人生が、一曲になった。
この曲の核
沈黙に橋を架ける人
Webの約束を、誰もが発信する入口にしたい
この曲の背景
この音の奥に、物語がある。
「Webは約束だった。誰もが発信者になれるという」
Planktonの「沈黙の道開け」は、発信したくても最初の一言が出てこない人へ、入口をひらこうとする一曲だ。背景にあるのは、ライブ配信アプリの「コメント提案機能」を作っていたときに向き合った、「何を話せばいいかわからない」という参加のハードルだった。 誰もが手軽に情報を受け取り、発信できる。それがWebの約束だったはずなのに、見る側から参加する側へ踏み出すまでには、まだ距離がある。この曲が目を向けるのは、見る側と参加する側のあいだに残された、その距離だ。
物語をすべて読む物語を閉じる
「Webは約束だった。誰もが発信者になれるという」という言葉には、その約束を実際に参加できる体験へ変えたいという願いが込められている。
「見る人を 参加する人に」「参加のコストを ゼロにする」。曲を貫くのは、最初の一言を置きやすくする仕組みへの関心だ。「書く理由がなかっただけ」という歌詞は、沈黙の奥にも、まだ言葉になっていないものがあるかもしれないと感じさせる。
終盤の「Webが置いてきた 約束を / 今 取り戻しに行く」は、曲の出発点にあった問いを、これからの行動へとつなぐ。誰かが参加できる場所を作ることと、言葉にできないままの時間を尊重すること。その両方を思い浮かべながら聴くと、「道開け」というタイトルにも、もうひとつの響きが生まれる。
「参加のコストを ゼロにする」
大切にしていることと、揺れるところ。
大切にしていること
この曲で描かれるのは、黙っていた人が最初の一言を置ける場所への願いだ。Webの「誰もが発信者になれる」という約束を、コメントをひとつ送れるような、身近で具体的な体験につなげようとしている。
揺れるところ
「誰もが参加できる」と掲げるとき、まだ言葉にできない人の迷いや沈黙をどう受け止めるか。入口を広げるという願いのそばには、一人ひとりのためらいを置き去りにしないための問いも残る。
「見る人を 参加する人に」
読み込み中…